荒木村重を書こうかとおもったのですが・・・佐々成政

皆さんも知っての通り、信長を支えた重臣ですが、なんだ、かんだで秀吉に切腹を命じられます。その理由は自分の領地で勃発した一揆を鎮圧できなかった事なのですが・・・それには女性の呪いがあると言われてます。佐々成政は信長の黒衣衆の一人で、武田勝頼を敗った長篠の戦でも鉄砲隊を率いてます。越中でも、上杉と睨み合う最前線を任せられています。しかし、信長が本能寺で討たれたとき、柴田勝家とともに遅れをとり、織田家の後継者を決めるのも秀吉に主導権をにぎられます。やがて秀吉と戦うのですが敗れます。そして、秀吉は天下に向かうのですが、織田信雄と対立、信雄は家康と組みます。そして、これはチャンスと成政は越中で戦いをはじめますが、信雄はすぐ秀吉と和議します。これに困ったのは、成政。秀吉と戦うつもりだったのにと・・・困った成政は家康を説得しに行きます。が、なにしろ遠い・・越中から浜松、さて、どう行こうか?上杉領を通るルートと秀吉領を通るルート、もしくわ、北アルプス越え、そうです、アルプスを越えたのです。これが世に言う「さらさら越え」です。ただ、家康も説得できず、また、同じルートを帰り、無駄足に終わりました。そして、そんな失意の中、側室の小百合が不倫をしてると噂がたちました。これは、他の側室のデマで、小百合の部屋を調べたら、匂い袋が出てきて、これが不倫相手の物だとわかり、激怒します。これも、他の側室の罠でした。そんな事も知らない成政は、神通川のほとりの榎の木に吊るし、「鮟鱇斬り」にしてしまいました。
そして、小百合の一族も首をはねられました。小百合は殺される時、歯を噛み砕き、血の涙を流し「おのれ成政 この身は此処に斬罪せらるる共 怨恨は悪鬼と成り 数年ならずして 汝が子孫を殺し尽し 家名断絶せしむべし」と呪いの言葉を叫んだそうです。そして、神通川のほとりには今も桜並木に混ざって、榎の木が一本だけあるそうで、雨風の夜、生首をさげた悪魔がでるそうです。これが俗に言う、「小百合のぶらり火」です。怖えーーーーーーーーー!
         自分で書いてて、怖えええーーー!
  成政の続きはまだあるので、今日はこれにて・・・・