今日は山内一豊が亡くなった日です。

山内一豊と言えば、一豊が気に入った高価な馬を、「高すぎて買えない」とふさぎこんでいたら、「あなた、これを使いなさい」と、妻が鏡箱の底に隠しておいた持参金・黄金十両を手渡した。

一豊が喜んで馬を買い、馬ぞろえに参加したところ、その馬が信長の目にとまり、出世のきっかけになった・・・っていう話・・・。天下人の信長が気に入るくらいの馬ですから、今の車で言ったら、フェラーリーくらいの馬だったのでしょうか?一豊の、もう一つのエピソードとして、関ヶ原の合戦の前の『小山の陣での軍議』の時の話があります。

この時、家康は、西軍と一戦を交えるにあたって武将たちを集めて、「君らの妻子は、もうすでに人質として大坂城いるはずだから、このまま打倒・三成の自分に従うか、大坂に戻って西軍につくかは自由にしてくれ」と、言います。

その時、山内一豊が進み出て、「これから、西へ攻め上るには城と兵糧が必要になりましょう。私の城を家康殿に差し出し、自分は先陣となって戦いましょう」と言って、東軍の士気を高めた・・・という有名な話。しかし、これは前日、一豊が同僚の堀尾忠氏と、「これから戦になったら、どうする?」なんて話をしていた時に堀尾がした話。

一豊の質問に、堀尾が「俺なら、自分の城を家康公に提供し、先頭で大坂へ向かう!」と言ったのを、そのまんまパクッて言ってしまった!うーーん!?
 是も非もない話じゃ・・・・チャン、チャン!